忍者ブログ

徒然なるままに、気の向くままに、書き綴るブログ

花瑠璃

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

天狗・幽谷響

tengu
▲ 画像をクリックで拡大

鳥山石燕が描く「天狗」は所謂「天狗」ではなく、鳥っぽいです。
長い鼻はちゃんとした嘴で、鴉天狗に近いと思います。

「幽谷響」に関しては、面白いです。
現代なら山に音が反響して返ってくると分かっています。
でも、当時は妖怪の仕業だと思われていた。
こうやって絵を見ていると、時代によって失われていく
日本の文化を見ているような気がします。
科学の発展は妖怪を駆逐する。

京極夏彦先生も小説の中で言っています。
科学で解明できない部分に妖怪という名前を付けて、
オカルト(秘されたもの)という箱に入れているそうです。
科学で解明されてしまった時点で、
妖怪はオカルトという箱から出され、妖怪は妖怪ではなくなる。
京極氏の小説は読めば読む程深いです。
PR

COMMENT

Name
Title
Mail(非公開)
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集に必要です
 管理人のみ閲覧

TRACKBACK

Trackback URL:

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[05/10 kuniminabe]
[10/29 中條]
[10/10 管理人]

最新TB

プロフィール

HN:
恭仁乃【Kunino】
性別:
非公開
職業:
85%デザイナー
趣味:
散歩と妄想

バーコード

ブログ内検索

最古記事

P R

カウンター

<<紅葉狩・雨女  | HOME |  木魅>>
Copyright ©  -- 花瑠璃 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Melonenmann / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]