
▲ 画像をクリックで拡大
私の家は京都の南に位置するのですが、
近くに「平等院鳳凰堂」があります。
wikipediaによると1052年に藤原頼通が別荘として、
極楽浄土をイメージして建立したらしいです。
10円硬貨に建物と一万円札に鳳凰が使われているくらい、
日本人には親しみのある建物ではないかと思います。
ここのある「雲中供養菩薩」がものすごく可愛い!!!
みんな楽器を持ったり、踊りを舞ったりしていて、
楽しげでお気に入りです☆
しかし、昔の人はどんだけ極楽が好きなんだ。
仏教では「色即是空」、「色」あるものは「空」つまり「無」です。
って説いているのに、死後の世界を望んでいるのが面白いです。
仏教は輪廻転生説です。
解脱して悟りの境地に至り、輪廻の苦しみからのがれ、極楽に至る。
それは輪廻しないだけで、極楽とは「無」に還れるという意味
なのではないかと思っています。
権力者はどうして、不死の薬か死後の世界に思いを馳せるのでしょう。
今の栄華を手放したくないものなんですね。。。欲深いです。
PR
COMMENT