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徒然なるままに、気の向くままに、書き綴るブログ

花瑠璃

   

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レトロガール

retro
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白黒のモノトーンと1色で描く第二弾。。。

レトロモダンなデザインって可愛くて好きです。
竹久夢二さんとかのイラストやパターンってとも可愛いと思います。

モダンガールいわゆるモガと呼ばれるスタイルですが、
モダンと聞くと「新しくて今風」というイメージがあるので、
個人的にはレトロガールの方がしっくりきます。
彼女たちの着こなすワンピースとか帽子が
とてもおしゃれに感じてしまう今日この頃。
どんなものでも「歴史は繰り返す」ということなのでしょうか。。。

書籍も良いですよね。本屋さん大好きです。
時代を感じる古びたものから、
印刷や装丁にこだわった新しいものまで、
これも見ているだけで楽しめます。(もちろん中身も重要ですが)
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ロリータガール

lolita
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白黒のモノトーンと1色で描いています。

幼稚園の頃から女の子の絵を描くのが大好きです。
自分の着れない洋服や今の時代では浮いてしまう
そんな洋服を着せても違和感がなくて、
自由に表現できるのが楽しいです。

ロリータは着たくても着れない洋服の一つ。
可愛いなぁとは思うのですが、年齢的にOUTな感じがします。
童顔なのでバレなければ良いのかもしれませんが、
ロリータの友達はいないので、一人でっていうはちょっと。。。

香水瓶も好きです。
お洒落な形が沢山あって、見てるだけで幸せになれます。

十角館の殺人

十角館の殺人
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言わずと知れたミステリーの名作。綾辻行人先生の作品です。
最近活字離れが著しかったので、久々に小説が読みたくて買いました。
綾辻先生の作品は初めて読みましたが、この作品は「おぉ〜!!」
と言ってしまうくらい、終盤にびっくりさせられます。
購入したときに付いていた帯のあおり文
「”たった1行”が世界を変える」に一片の偽りなしって感じです。

綾辻先生の奥様、小野不由美先生の作品も大好きなのですが、
夫婦そろって素晴らしい小説家っていうのはとても素敵だなぁと思います。
小野先生の『十二国記』の新刊が全く出されなくて悲しいです。。。
『屍鬼』も好きですが、『十二国記』の世界感の方が個人的に好みです。

反魂香

反魂香
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「はんごんこう」は死んだ者の姿を見る事ができるお香のこと。
中国の漢武帝は李夫人を亡くした悲しみ故に、
道士に聞かされたお香をたき、その煙の中に夫人の姿を見た。
というお話。

亡き人を想い、逢いたいと思ってしまうのは、
今も昔も変わることのない人の心なんだなぁと思います。

さてさて、一週間に渡って妖怪の絵を描いてきたのですが、大満足です。
可愛くて綺麗なものを描きたかったのです。
仕事には自分の好きな方向性よりクライアントの意思を
尊重することがあたりまえなので、自分の趣向は封印して作業しています。
それ自体はデザイナーとして当然なので、文句はないのですが、
無性に自分の好きなものを描きたくなるんです。

玉藻前

玉藻前
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「たまものまえ」
言わずと知れた九尾の狐の妖怪です。
絶世の美女だったのだとか。
傾国の美女といわれるものですね。。。

中国の『封神演義』に出てくる妲妃もこれにあたるのだとか。
日本の天皇を誑かして、病に伏せさせたのだとか。
色々な説があるようです。

どう考えても、こじつけですね。
身分の低い女性が天皇の寵愛を受けることが気に食わなくて、
時の権力者が病に伏した天皇の病原にこじつけて、
その座から引きずりおろしたという感じでしょうか。

国が傾いていくことを皇帝や天皇のせいにではなく、
近くにいた美女のせいにすることで、
「玉藻前」という妖怪が生まれたのだと思います。
だから絶世の美女なんでしょうね。

文車妖妃

文車妖妃
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「ふぐるまようひ」と読みます。
文車は内裏やお寺などで本を運ぶためのもので、
書庫が火事になったときに書物を持ち出すために置かれた車のこと。
その車が付喪神になったものらしいです。

『諸国百物語』では、
お寺に捨てられた恋文が鬼になって人を襲うとういう、
手紙の執念が妖怪化したものだとう説もあります。

個人的には後者の方が好きです。
恋文に憑くなんてなかなかロマンチックだと思います。

それにしても、執念系は女性の妖怪が多くてビックリしてしまいます。
女性は嫉妬深いという偏った考えが如実に表現されているみたいです。
管理人は嫉妬深くなることはあんまりないので、
偏見だ〜と叫びたくなります。。。

人魚

人魚
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人魚は世界各地で目撃されている妖怪です。
全く違う文化圏で、同じようなものが生まれることがとても不思議です。
ジュゴンを見た人が皆見間違えたのでしょうか。

アンデルセンの『人魚姫』。日本の『八百比丘尼』。
前者ははかなくて悲しい恋の話。
後者は人魚の肉を食べてしまい、図らずも生き続けるてしまう尼の話。

日本の話には人間の後ろ暗い部分がにじみ出ている気がします。
不老不死を望む権力者の話はよくありますが、
不老不死であるが故に苦しむ『八百比丘尼』を通して、
永遠の命を望むことの愚かさが見えるような気がします。

最初に『八百比丘尼』を知ったとき、
自分は死んで土に還ることができる身で
良かったなぁと思った記憶があります。
自然の摂理に反すると人は罰を受けるとうことでしょうか。。。

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